2011年7月20日水曜日

倶知安ひだまりに行きました

肥田先生と、先月キャラバンがお邪魔して、そのあと、200個の納豆を送ってくれて、るえかと交流が始まった総合福祉施設つくしんぼに行きました。札幌の統合失調症学会の合間に倶知安までレンタカーを借りて2時間半の倶知安まで行ったのですが、何回来ても感動しています。まず、前回は、稚内まで自転車で行っていて不在だったピアサポーターのSさんが出迎えてくださいました。厚生病院の会議を少し遅らせて私たちを待っててくれました。また、30年入院していて、退院したいと言われたMさん、つくしんぼで1年、生活訓練されてついにアパートが決まり、引っ越し準備されてました。週3回、納豆工場で豆の選別作業もして仕事もしています。60歳を越えても、長期入院から脱出して、一人で暮らし、仕事をしている…本来ならあたりまえかもしれないことにチャレンジしたMさん、今では、銀行にお金を降ろしに行ったり、携帯電話を使いこなしたり、びっくりだらけでした。私たちにひだまりで何かご馳走するなんて言われて、お気持ちだけいただきました。今度来た時は、アパートにお邪魔しますと別れました。厚生病院の土田先生も、わざわざお電話いただきました
。ひだクリニックに必ず、土田先生とひだまりの中野さんには来ていただきたいです。 羊蹄山が私たちを優しく送ってくれました。リバーマン先生の話も素晴らしかったですが、専門家の語る学会よりも、リカバリーを実践されている皆さんに出会い、勇気をいただくことも大切な私たちの仕事だと痛感しました。最後に中野さんから出たことば「私たちに必要なのは、信じることと、覚悟することだ」と言われ、みんなで強くうなづきあいました。突然の来訪にお時間を使っていただきありがとうございました。